スブドの活動と運営

ラティハンを行う会員の必要を満たすため、支部や地域、全国そして国際レベルのイベントや集まりが、年間を通して開かれています。
この様な、ラティハンをサポートする活動を担うスブドの組織は日本を含め70を越える世界の国々にあり、アクティブ会員数は1万人を超えます。
又、これらの人たちが自身の才能を表すことを支援する活動も、そのために設けられた文化、事業、或いは健康に関する「ウィング」と呼ばれる関連組織を通じて行われております。

会の構成と運営

ラティハンをサポートするスブドの組織は、オープンを受けラティハンを行う会員で構成され、全て民主的に運営されます。スブドには上下関係などの階級組織は一切なく、管理者も指導者もいません。 スブドには霊的な活動を世話するヘルパーと、組織としての会を運営するコミティがいて、車の両輪のように両者は互いに協力しあっていますが、活動範囲ははっきりと区分されています。ヘルパーの役割は、入会希望者にスブドの説明をしたり、新会員をオープンしたり、病人のために出張ラティハンをしたりします。コミティの役割は、会場を準備したり、会員へのニュースの伝達、バパのトークの出版、財政に関する業務、全国大会開催など実務的な分野を担当します。ヘルパーもコミティも支部、地域、ナショナル、インターナショナルといった役割分担があり、スブドのこれらの役職は、全員平等で功績によって位が上がるとか、権威が増すということはありません。役割の期間も2年、もしくは4年で交代します。(注:支部ヘルパーには、限られた任期はありません)以上のスブドの活動に於けるこれらの人達は、皆自発的にボランティアとして行っています。

スブドの財政

活動の経費は会員からの自由献金によって賄われています。会員には会の運営と維持に資金面で協力する義務がありますが、献金ができないからといって入会を拒まれたり、ラティハンに参加できないといったことはありませんし、入会金や定額の会費もありません。あくまで自主的に、各自が自分で協力する額を決めるシステムがとられています。会の維持や活動の予算は毎年の全国大会で会員の総意によって決められ、財政状況は詳細に報告されます。会の運営にあたるコミティは、できるだけ寄せられた自由献金の範囲で会を運営しようとしますが、もしどうしてもそれができない場合、会員から臨時に特別献金を募ることがあります。